カテーテル検査してきました その2

S☆A

2016年09月20日 18:20

2泊3日の検査入院で、初日が一番忙しかったです
朝の6時半に家を出発して、
11時半頃に病院に到着
12時前に病棟へ

身長、体重計測
(昼ごはん)
CT、MRIの事前説明、CTの同意書
検温、血圧、サチュレーション
心電図
(シャワー)
採血
MRI、CT
(夕ごはん)
エコー
カテの事前説明、カテの同意書

MRIとCTに1時間半弱かかりました~
小児科医からカテの説明を受けたのが、消灯後の20時半
もうすぐ15歳になるので、子どもも一緒に説明を聞きました

そうそう、うちの子の主治医は基本は別の病院に勤務していて、
榊原には第一、第三土曜しか来ません
なので、今回の担当は、別の先生・・・
でも最初の手術の時からいてくれた先生で、
一時は主治医になってくれてた時もあって、
良く知っている先生なので、安心でした


で、
説明を聞いていたのですが、、、
うちの子、「血管」などの単語に弱くて、、、
先生の話を聞きながら、顔面蒼白に・・・
先生も様子を見て、
もっと詳しく説明するはずだった今までの手術の経緯は
少し端折ってくださいました

でも、うちの子、
カテの説明の大事なところはちゃんときいてました
わたしよりちゃんと聞いてたかも??
えらいなあ~
まあ自分のことだから、そりゃあ真剣に聞いとかなくてはね、、、


2日目がカテ―テル検査
2例目で予定は10時半から
朝の4時半に食事止め
7時半に水分止めでした

検温、血圧、サチュレーション、
採血

10時に眠り薬を飲みましたが、ちっとも眠くならず。。。
しっかり覚醒したまま、
11時カテ室へ
12時半に病棟に戻ってきました
すでに麻酔からは覚めてました
そして、、、
18時半まで6時間ベッドの上で動けません

点滴
検温、血圧
(昼ごはん)
小児科医からカテの結果のおはなし
(本当は子どもも一緒がよかったようですが、昨日の気分が悪くなった様子から、わたしひとりで聞きました)

カテ自体は麻酔で眠っている間に終わるのですが、
その後、麻酔が覚めてから、
動いてもいいと許可がでるまでの安静6時間が一番キツイようです

検査のために、
右足付け根から動脈、静脈両方に管を入れたので、
しっかりテーピングされたうえで、
動いてはダメ!と・・・

小さい子だと、
「動いちゃだめ」と言うだけではもちろん動いてしまうので、
物理的に動けないように、
腰から膝くらいまで板をつけて足を伸ばしておくのですが、
うちの子のように大きくなると、
板はつけずに、自分の意思で動かさないようにします

多少動かそうと思えば動くようですが、
なにせ傷口を圧迫してるし、テープもきついしで、
けっこう痛いらしく、
やむを得ず動く以外は、
わざわざ動くことはなかったです

そういえば、赤ちゃんの時、
足の付け根を動かさないように板をつけたままだっこして、
動けなくて泣くのをなだめたりして、
親はしんどかったなあって、思いだしましたが、
本人も気持ちを伝えられないだけで、とってもきつかったんだろうな~と
いまさらながら思いました

ヒマだ暇だ、と繰り返してました
横になってるので、
ヒマつぶしに持ってきた塗り絵はできない、
本(マンガ)を読もうにも、手がいたくて持てない、
寝たら時間がすぐ経つのに眠れない、
寝られてもすぐ目が覚める、、、
待つ時間は1分がと~っても長く感じる、、、

テレビのプリペイドカードを買えばよかったね~
テレビがあったら少しは気が紛れたかも、、、
次の時はそうしようね~ってはなしました

結局2時間くらいは寝れたのかな?
あとはヒマ~
そんな我慢我慢の6時間を過ごして、
動かして良くなっても、
今度は傷のところを、きっちりびっちりテーピングしてあって、
それが痛くて動きにくい。。。

麻酔の支柱?を杖代わりに持って、トイレまで移動したり、
ベッドで起き上がるところから、立ったり座ったりも思うように動けずに、
いろいろ大変だったようです

(夕ごはん)
(体拭き、着替え)
血圧、検温
点滴外し

いろいろ大変な一日だったので、早目に寝ました

翌日は退院日
カテの結果がよかったので、予定通り退院です
朝から帰り支度をして待ちました~
足の付け根のテーピングは朝外してもらいました

そうそう、ちょうど第三土曜だったので、
主治医も病棟に来てくれて会えました
やっぱり長年のつきあいなので、気楽に話ができます


さて、カテの結果は、良好でした

肺動脈が一部狭窄してバルーンをしたところは狭窄が残っていますが、
他は
心室機能も心房機能もバランスよく良好、
弁の逆流も問題なし、
最初の手術で縫い合わせたところも狭窄なし、
酸素飽和度95.5%でチアノーゼなし、
グレン、フォンタン術後の血管も血流スムーズで狭窄なし、
側副血管も問題なし、
などなど、
説明してもらえました
MRIやCTの解析結果は次の診察時だそうです

フォンタン術後10年は、よい状態ということでした

そしてこれから先、
この状態を保っていくことが大事、
ということで、
ワーファリンが1錠から2錠に増えて、
心臓の働きを助ける薬が増えました
カンデサルタンOD2mmgという薬が1錠
バイアスピリン1錠もあるので、
全部で4錠です

よい状態なのに、薬が増えるのか~
ため息、、、
薬が増えるのはちょっと気が重いです・・・
でも、
心臓は長持ちしてもらいたいから、
少しでも心臓の働きの助けになるなら、
と、前向きに


次は、新しい薬の様子見もあるので、
冬に診察に行こうかと思っています
予約しておこうっと


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