(馬の本)天翔る
本を読みました
主人公の女の子が乗馬と出会って成長していく、、、
「天翔る(あまかける)」村山由香/作
読んでよかったです
けっこう分厚い文庫本ですが
読み始めたら止まらなくなりました
舞台は北海道
女の子は11歳「まりも」
祖父母と父親と暮らしています
物語はまりもがお父さんに競馬場に連れられて行き、
はじめて馬と出会うところからはじまります
ある日お父さんが亡くなり、
その後、いろいろあってまりもは小学校に通えなくなります
そんなあるとき、まりもは看護師の貴子に出会います
貴子は休日には牧場に通うことを楽しみにしています
仲良くなったまりもと貴子はいっしょに牧場に行きます
まりも、2度目の馬との遭遇です
馬と仲良くなり、乗馬もぐんぐん上達していきます
そこからは多少の紆余曲折はあっても
トントン拍子に話が進み
まりもはエンデュランスという乗馬の競技に出場することになり・・・
話の展開もなかなかおもしろくて、
乗馬やエンデュランスについての記述も本格的で
いろいろ参考になりました
この作家さん、たぶん乗馬をされてるんだろうな~
乗馬の魅力満載でした
あとは、
まりもの学校に対する心理描写に
そういうふうに感じてたんだ~って納得してみたり、
馬に乗ることのいろいろを共感したりしました
ところで、、、
うちの子が通ってる乗馬クラブも小・中学校に通えない子を受け入れてくれてます
うちの子もその一人です
朝9時からお昼までの活動で、ホースプレースクールと言っています
馬房掃除とかエサやりとか馬のお手入れとかしています
会員になると乗馬のレッスンも受けられます
うちは4年生の3月(ほとんど5年生)から会員になって、
週1回から会員として午後に乗馬のレッスンを受けてました
この2年くらいは週3回、2~3レッスンが定番になってます
朝からの活動は、ちょっと体がしんどい、という理由でいってなくて、
レッスンだけでした。。。
レッスンもプレースクールの活動として認めてもらって、
いちおう学校出席扱いになってました
で、この9月から、先生にすすめられて、
週1回、朝からの活動にも参加することになりました
合宿とかファームステイで馬房掃除も経験してたので
わりとすんなり活動にとけ込めたようです
そして週1回がいつの間にか2回になり、
10月からは、午後レッスンに通ってる週3日とも
朝からの活動になりました
朝は絶対無理、と言っていたのですが、
やってみると意外と大丈夫でした
ちゃんと起きてるし、
準備もテキパキとできてます
馬、乗馬レッスン、乗馬クラブ、先生方スタッフ、会員さんたち、
河川敷の馬場、広い空、、、
いろいろみんな、良いんでしょうね
楽しく通えてます
小学校2年生の冬から学校に通っていなくて、
ただ今、中学2年生です
プレースクールは中学卒業までなので、
そのあとのことも考える時期になってきました
が、まあ、まずは「今」
生き生きと過ごしてくれていることに感謝です
ちょうど9月から
4年生の子がプレースクールに通うようになって、
うちの子も朝からの活動をするようになって、
すごくいいタイミングでした
お母さんともいろいろ話もできて、
共感、共感
やっぱり共感できるのって大事だなって思いました
ホースセラピーって言葉もあるようです
その子にあった「何か」を見つけられたら一番いいですよね
「天翔る」のまりもや貴子、プレースクールの子たち、
乗馬に出会えてよかったね~
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